Kisen 其泉について

mission 「其泉」が目指すもの
「其泉(きせん)」は、有田焼の産地商社 賞美堂本店のオリジナル・ブランドとして誕生しました。
ブランド誕生以来、「時代をこえて美しく」のコンセプトを一貫し、親から子、子から孫へと時代が移り変わっても、喜んでお使いいただける有田焼を目指して展開しています。
其泉は熟練の技能を持つ窯元をはじめとした多くの作り手とのパートナーシップに支えられています。私たちは窯元ではない代わりに、自分たちなりの審美眼を通じて、製品ごとに最適な作り手や外部デザイナーと協業することで、其泉の製品をお届けしています。
其泉の代名詞とも言える、色とりどりの絵付が施された華やかな有田焼は、いつの時代にも私たちの心を豊かにしてくれると考え、日々のものづくりに取り組んでいます。
伝統文様の有田焼を100年後も食卓の選択肢として遺し、後世に伝えていくことが、私たちの重要な使命であり、矜持なのです。

history 「其泉」の由来
「其泉(きせん)」の文字は、1978年(昭和53年)の商品目録で初めて確認できます。
創業者 蒲地律志の実父の俳号から「其泉」の名を、養父の俳号「竹亭亜雀」から笹の葉の意匠をとり、ロゴマークとしました。
製品に入れるロゴマークは、窯元やその焼き物に用いられる製造技法により様々な種類が存在します。





series 「其泉」のシリーズ
- トラディショナル江戸期、明治期に確立された有田焼の様式美を蘇らせる
- モダン有田焼の伝統文様・色彩をアレンジし、現代の暮らしへ
- カジュアル使い手目線の機能性と有田焼の上質さを兼ね備えた日々の器
pottery 「其泉」を支える窯元
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1952年創業。其泉の世界観を阿吽の呼吸で具現化し、製品の細部まで有田焼の美意識を宿らせる窯元。琳派古伊万里様式シリーズ、極錦金彩古伊万里様式シリーズ、錦日輪赤玉瓔珞文シリーズなどを担当。 -
1804年創業。染付、赤絵、金彩と幅広い技法を高品質に仕上げ、繊細な表現を実現する窯元。春秋文シリーズ、マイセン写し色絵草花文シリーズを中心に、花だよりシリーズ、琳派古伊万里様式シリーズの一部、くだものシリーズの一部などを担当。 -
1926年創業。ほっとするような大らかな手描き、多様な表現技法でカジュアルカテゴリーを支える窯元。hoval・Cacomiシリーズ(樹氷、ストライプなど)、草花果実文シリーズ、手描きぶどう文シリーズなどを担当。